私ども株式会社ケーテー製作所は1910年に清涼飲料水の充填機メーカーとして創業し、以来、現在までPIC/S GMPに代表されるレギュレーションを考慮した医薬品や化粧品、また食品などの充填ラインを中心に、機械メーカーとして多数の実績と信頼をいただいております。
私どもが目指しているのは「最高品質の機械システムの提供」と「ずっと安心のサポート体制」です。
ICT技術やAI技術の目覚ましい進歩や、時代によって変化する社会生活や法律によって、お客様が希望される製造設備の在り方も刻々と変化しています。
再生医療等製品やメッセンジャーRNAワクチンなどの製品も流通するようになり、これまで私どもが培ってきたメカトロ技術やソフトウエアの存在価値、あるいはお客さまや社会にとっての付加価値とは何なのか、我々は一体何をすべきなのかを見つめ直すときが来ているようにも思います。
しかし、私どもの使命は明確です。
お客さまの製品が社会に安定的に供給されることを、私どもの技術力、サービス力、現場対応力で支えることです。
そのためにこそ、ケーテー製作所はチャレンジし続けます。
株式会社ケーテー製作所
代表取締役社長 上月謙太郎
その時代、その場所で世の中から必要とされる製品の安定的な生産方法をお客様と一緒に考え、これまで沢山の業界初の製造設備を生み出してきました。
私たちが忘れてはいけないことは、お客様にとっては私たちの機械を受け取った時がスタートだということです。
お客様と並走し、世の中から必要とされる製品が社会に安定的に供給され続ける環境を作ることが、私たちに課せられている使命だと考えています。
株式会社ケーテー製作所は、より良い製品とサービスをお客さまに提供するため、4つの基本方針を全社で共有し、取り組んでいます。
技術は日々進化し、時代ごとにレギュレーションが変われば、そこで必要とされる製品も変化していきます。それを意識した最新技術の導入はもちろんのこと、能力、精度、安定性へのこだわりは他社を圧倒している自負があります。その時代のそのときに、必要とされる製品をお客さまが生産するため、現場で実際に機械設備を使用される「人」のことを考え抜いたご提案をいたします。
私たちが製造し提供した機械設備は、多くのお客さまが20年以上お使いになります。どんなに高性能な機械を製造しても、故障したり性能が維持できなくなったりしては意味がありません。「ダウンタイムを1秒でも短くする」こと。そのために必要なメンテナンスや準備など、お客さまが安心して使い続けていただけるよう、全力でサポートしてまいります。
企業はお客さまに認めていただける製品を考え、提供しながら事業を継続していく責任があります。「品質」とは製品のことを指すと同時に、企業という「組織」を指す言葉でもあります。現在、そして次の時代を見据えながら「最適」とは何なのか。生き残り、さらに進化するために我々がすべきことは何なのか。従業員一人ひとりが「自分のこと」として考え、実行できる組織に成長していきます。
頑張ったことが評価され、頑張っただけ、頑張った人に還元される。そんな当たり前のことが、当たり前にできる企業に成長したいと考えています。会社を活性化させお客様に喜んでもらい、その分の利益を得ること、そして、働く私たち自身が働く喜びを感じることが大切です。一人ひとりの頑張りが実を結び、仕事を通して達成したことが、金銭的な報酬、心の報酬に繋がる組織を目指していきます。
より使いやすく、安心していただける製品をお客様のもとへお届けするため、
徹底した品質の向上と管理に対する取り組みを行っています。
優れた製品がすでにあったとしても、私たちは決して満足しません。
より良いものができないか、少しでも改善点はないか、あるいは、まったく新しい別の発想はないか。
お客様と共に、常に新しい技術と製品の開発に取り組んでいます。
R&D室
設計部
弊社の製品では、小さな部品一つ一つが大切な役割を担います。
ケーテー製作所では、開発・設計部と直接連携しながら、品質の高い重要部品を内製。
SUS316L保管室において部品の材料を厳重管理することで品質保持を図ると共に、
加工専用工場を有することで内製部品の製造能力を飛躍的に向上させているので、
緊急トラブル時にも迅速に対応することが可能です。
機械部
倉庫
ケーテー製作所では、大規模設備も組立可能な広さを持つ工場を保有しています。
自社内で組立と試運転調整を行うことにより、お客様の機械設備の機密を守ると共に、
開発・設計部と連携した迅速で正確な組立・調整を行うことができます。
また、実際の稼働環境を想定したクリーンエリアも完備しており、
納品後のトラブルが少ない、精度の高い稼動テストを行っています。
クリーンエリア
製造部
バリデーション法規の内容は頻繁に更新されていくため、
一般的に製造会社が自社内でバリデーションを行うのは容易ではありません。
ケーテー製作所では、最新のGMP等の法規を理解しており、設計段階から対応した機械設備を構築。
自分たちが作ったものに最後まで責任を持つ、という信念のもと、
自社内で時代に即したバリデーションを実施しています。
品質保証部
会社名 |
株式会社ケーテー製作所 |
---|---|
代表者 |
代表取締役社長 上月 謙太郎 |
資本金 |
2,880万円 |
創業 |
1910年(明治43年)10月08日 |
従業員数 |
161名(2023年4月現在) |
拠点 |
本社 アクセス 〒131-0033 東京都墨田区向島1-25-15 TEL 03-3624-3631 / FAX 03-3626-1710 埼玉工場 アクセス 〒344-0057 埼玉県春日部市南栄町15-13 TEL 048-763-0231 / FAX 048-763-5106 神奈川サービスセンター 〒254-0012 神奈川県平塚市大神1-10-30 |
取引銀行 |
|
所属団体 |
|
適格請求書発行事業者登録番号 |
T5-0106-0101-2165 |
許認可 |
特定建設業許可 機械器具設置工事業 国土交通大臣許可(特ー6)第27811号 |
ISO 9001:2015
1910年 |
現在の本社の地にケーテー組製作所設立 |
1923年 |
関東大震災により全焼 |
1945年 |
東京大空襲により全焼 |
1951年 |
組織を株式会社に変更、株式会社ケーテー組製作所とする |
1956年 |
国内初の全自動キャッパーを始めとする、綿詰機、定量式液体充填機、各種中栓機、シーマー等の独自技術の開発 |
1964年 |
海外への輸出を開始 |
1971年 |
社名を株式会社ケーテー製作所に変更 |
1980年 |
業界初のマイコン搭載機を発表 |
1990年 |
埼玉工場を開設し、生産拠点を埼玉へ移転 |
1994年 |
全ての機械をサーボ化し、操作パネルのビジュアル化を確立 国内初のバリデーションを実施 |
2004年 |
埼玉工場を拡充(第二期建設工事) |
2008年 |
インライン微量充填量計量システムを開発 |
2010年 |
創業100周年を迎える国内初のSCFプレフィルドシリンジ充填ラインを開発 |
2013年 |
ISO9001:2008取得 |
2014年 |
コンピュータシステムバリデーションに完全対応 |
2017年 |
埼玉工場を拡充(新棟を2棟建設) |
2023年 |
神奈川サービスセンターを開設 |
〒131-0033 東京都墨田区向島1-25-15
TEL:03-3624-3631
FAX:03-3626-1710
正面玄関
営業部
〒344-0057 埼玉県春日部市南栄町15-13
TEL:048-763-0231
FAX:048-763-5106
大規模設備も組立可能な広さを持つ埼玉工場。
部品の製造から、組立、バリデーションに至るまで、一貫体制で高品質な製品をお届けします。
広大な倉庫や設計部を有する、埼玉工場の心臓部。
カスタムメイドの機械メーカーとして、お客様目線での機械製造を目指します。
本館外観
タイムリーな部品供給を行う真心工房。
内製体制により、緊急トラブル時にも迅速に対応が可能です。
真心工房外観
クリーンエリアを有する匠工房では、
精度の高い組立と稼動テストを行っています。
匠工房外観
〒254-0012 神奈川県平塚市大神1-10-30(旧住所:神奈川県平塚市大神1773-1)
TEL:別途お打合せください。