生産現場が安心して使用できる装置をご提案
再生医療は2014年に法整備され、主に製薬企業様が取り組む保険収載された再生医療等製品と、最新技術を臨床研究や自由診療という形で患者様へ提供される特性細胞加工物の2つに分けられましたが、どちらの再生医療も細胞を取り扱う研究者・培養士の職人技に支えられてきました。
ケーテー製作所は製薬業界のお客様を中心に多くの無菌医薬品生産ラインを納入させて頂いた経験から、発展が著しい再生医療の分野にもすそ野を広げ、再生医療自動化設備も多数の共同開発を行ってきました。
より多くの患者様へ再生医療をお届けするために、より安価で安定した高品質な細胞製剤を生産する必要があると考え、そのために研究者の職人技を弊社の装置で再現することを目指し活動を行っています。私自身も再生医療の製造・開発を行っていた経験から、研究者・培養士の皆さまに寄り添った安心できる使いやすい装置作りを目指して活動を行っています。
弊社の基本方針である「世の中から必要とされる製品の社会への安定供給を支える」を胸に、再生医療を支えている製薬企業様、医療機関様、研究施設様、サプライヤー企業様と連携しながら、より多くの患者様の暮らしが豊かになる未来に思いを致し、弊社の技術力を存分に活かしながら鋭意努力に励んでまいります。
再生医療自動装置担当:浅野 大介
建設企業で現場管理を行い再生医療等製造施設(CPC)の立上げに関与する。
2008年からは再生医療関連企業(現:特定細胞加工物製造企業)にて製造、品質管理、施設管理を担当。その後、製造部門責任者として統括業務を担当しながら、文書整備、設備バリデーション、製造プロセス開発業務を推進。
2018年からは再生医療等製品開発系企業にてライン責任者として製造工程管理、文書整備、設備バリデーション、自社治験品製造、医師主導治験用治験品製造、CDMO業務を担当。その後、製造管理責任者としてGCTP体制の構築、施設改造(立案~バリデーション・当局申請)製造施設へのPMDA査察対応、自社治験品の開発業務などを担当した。
2023年に株式会社ケーテー製作所へ入社、製薬企業の生産ラインを担当しながら、複数の再生医療等製品関連企業の製造自動化PJを担当している。自身の再生医療等の製造・開発や設備管理の経験とケーテー製作所のGMP対応装置の知識を活かした再生医療自動化装置の提案を行っている。
多くの医薬品製造ライン、食品生産ラインなどで培ってきた自動化技術やGMP対応の無菌技術のノウハウを活かしてお客様の再生医療に関するニーズに沿ったGCTP対応の細胞培養・細胞調製自動化装置を設計・製作・納入させて頂きます。
製薬企業様との共同開発の実績を活かし、細胞培養容器や周辺機器を中心にお客様のご要望と弊社技術やアイデアを組み合わせた特注品のご提案を差し上げます。
「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」では構造設備や細胞加工の運用が規定され、細胞培養加工施設ごとに厚生労働大臣に届出・許可申請を行う必要があります。
ケーテー製作所は無菌医薬に精通したスタッフや日本再生医療学会認定の上級臨床培養士が所属しており、特定細胞加工物の製造の届出や申請資料の作成、運営に必要な文書作成などの支援を行います。